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[Suits woman/アプリ婚 ]「“好き”がわからない」恋愛お休み女子を悩ませるお見合いアプリの落とし穴

※この記事は、小学館 Suits womanに掲載していた記事です。サイト閉鎖に伴い、許可をいただき転載しています。

※2019年1月の記事です。


私は、お見合いアプリを始めた当時、彼氏いない歴3年でした。


仕事も忙しく、たまに誘われる合コンやパーティーに出席することで「婚活は十分やっている」と思い込んでいました。その合コンやパーティーで何か成果があったかと言えば、もちろん何も無かったのですが……。


そして、友人に勧められるがままにお見合いアプリを始めました。

今思うと、当初は「自分に合った趣味や性格の人を見つけたい!」という気持ちもあったのですが、思っていた以上に様々な男性が登録していることを知り、あやふやだった判断基準はいつの間にか薄れてしまいました。


「普段知り合えない職業の人と合ってみたい!」「身近にいない高学歴、高収入の人が気になる」というように、わかりやすい“誰もが認めるであろう判断基準”ばかりで男性のプロフィールを見るようになっていったように思います。

そして、付き合った人とは性格の不一致で結果として別れることに……!その後、お見合いアプリを再開後、ようやく自分に会う人と巡り会うことが出来ました。


当時の私と同じような“恋愛お休み女子”の話を聞いていると、同じような悩みを抱えていることがわかりました。

今回はそんな“恋愛お休み女子”の方々へ向けて、あるあるネタ&打開策をまとめてみました。



自分の好きなタイプがわからない

自分の好きなタイプって……どんな人だったっけ?


「自分の好きなタイプは……眼鏡をしていて、共通の趣味があって、身長は同じくらいかそれ以上で……うーん、本当にそうだったっけ?」と、お見合いアプリを始めたすぐの私は頭を悩ませました。


ザーッと男性の写真を見てみて、ぱっと見の第一印象(つまり顔!)では、好みかそうじゃないかはわかるのですが、いざプロフィールを眺め始めてみると、自分の中にあると思っていた判断基準がふわふわと実体のないものに思えてきました。

同じ頃にお見合いアプリを始めた友人も、「自分に合った人がどんな人なのかわからない」とよくつぶやいていました。


学生時代など、普通に恋愛をしていた時期があった人は、かつては咄嗟に「どんな人が好みのタイプ?」と聞かれても、はっきりと自分の好きなタイプを言えたんじゃないでしょうか。それが社会の波にもまれて、いつの間にか恋愛をお休みしているうちにすっかり忘れてしまい、さらには自分の置かれている状況もどんどん変わり、相手に求めることも変わっているはずだけれど、それについて考える時間もないまま過ごして、ふと気がつけばそんな状態に。

“恋愛お休み女子”は特に、このように“何を基準に選べばよいのかわからない状態”に陥りがちです。


そもそも“好き”という感情が、わいてこない

「“好き”ってなんだっけ?」これもよく耳にする言葉です。久しく彼氏もいなければ、人を好きになってもいない。

そんな人に共通するのは、自分の中にある程度の条件やNGポイントが人よりも多くあって、相手を減点法で見ている人が多いことです。


自分の理想に対して、合わないマイナスポイントをどんどん引き算していってしまう。そうすると、良いところに気がつく前に“ナシ”になってしまうのです。

もちろん全員がそうではありませんが、そんな減点法がクセになってしまっているが故に、本当は自分に合っていたかもしれない人を早々に切り捨ててしまっていたとしたら、すごくもったいないことだと思います。


付き合うまでの道のりに、何をすれば良いのかわからない

この先、どうするんだっけ?


「メッセージでは何を話せば良いんだろう」、「デートを何回したら付き合えるんだろう」さらに「付き合ってどのくらい経てば結婚の話が出るんだろう」。

婚活するぞ!と思ってはじめたお見合いアプリも、結婚までの道のりと考えると、すごく遠い道のりのように感じてしまいました。


当時、自分の身の回りで結婚している友人は、大学時代からの付き合いで結婚した人や、会社の同僚と社内恋愛の末に結婚した人ばかりでした。もちろん、お見合いアプリで結婚した人はひとりもおらず、お見合いアプリから結婚までの道のりが一体どう言うものなのかさっぱりわかりませんでした。


結婚してしまった今思えば、お見合いアプリがきっかけの結婚も“出会いのきっかけがお見合いアプリだった”という違いだけで、私にとっては普通の恋愛結婚と同じようなものでした(お見合いアプリでしか結婚経験がないので、正確に比べることは出来ませんが……)。

“恋愛お休み女子”にとっては、そもそも恋愛自体が久しぶりな上に、さらに未知のお見合いアプリとなると「どうしたらいいんだ〜!」と思ってしまうかもしれませんが、そこは無理にいろいろ考えたり、ネットで収集した謎の恋愛メソッドを利用したりせずに、なりゆきに任せて大丈夫です。


余談ですが……私は、婚活中にモテを意識しすぎてこじらせたあまり、ネットで見つけた“人に効くフェロモンが配合されているモテる香水”を買ったことがあります。(笑)

完全におかしくなっていました。これでうまくいくわけありません。


後編のマンガは、“恋愛お休み女子”のお悩みを解決すべく打開策をご紹介します!お見合いアプリを始めてみたけれど、うまくいかないな〜と悩んでいる方にも是非!




紙に書き出すって、すごく地味な作業ですよね……。

私も実際に婚活中に過去の恋愛を振り返って、紙に書き出す作業をしてみました。頭ではぼんやりわかっていても、紙に書き出すとハッキリと自覚できるので、頭の中を整理して客観的に分析してみるという意味で紙に書き出すのは良い手なのでオススメです。

自分の中で相手を選ぶ際に大事なポイントがわかれば、実際に会った時も、その場限りのあたりさわりの無い話で時間を無駄にせずに、納得のいく話が出来ると思います。


実際に会うまでに、あまり相手のことを知りすぎないのもポイントです。

事前に色々聞き出しすぎたり、調べたりしすぎると、実際にあった時に答え合わせをするようになってしまい、どうしても減点法になってしまいがちに……!


お見合いアプリを始めてすぐは不安も多いと思いますが、「良い人そうだな」「会って話してみたいな」くらいでまず会ってしまう方が、どんな人なのかすぐにわかります。メッセージのやりとりでモヤモヤしがちな人は特に、早めに会うのをオススメします。


“恋愛お休み女子”だった私は1人目に会った時に、付き合うとか以前に、「男性と2人で食事に行ってお互いのことを話しちゃった!」と、会ったそのこと自体が嬉しくなりました。その後、その男性はフェードアウトしてしまったのですが、久しぶりに男性とデートをしたことで、すごく前向きになれたことをよく覚えています。

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