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[Suits woman]2020年コロナ渦で変わった我が家の暮らしwith1歳児

※この記事は、小学館 Suits womanに掲載していた記事です。サイト閉鎖に伴い、許可をいただき転載しています。

※2020年当時の記事です。新型コロナについては、古い情報が含まれていることがあります。


今年1年を振り返ってみると、世界中の誰もが、「これまでとは違った1年を過ごしてきた」と感じていることと思います。

今まで普通に出来ていた、大好きな海外旅行も“出来ないこと”になってしまいました。 息苦しくても、暑くても、外出時のマスクは欠かせなくなりましたし、カフェで友達と長話をすることもなくなりました。

家族で過ごす時間も例外ではなく、我が家の日々の暮らしも少しずつ変化していきました。 大きな変化は無いのですが、小さな変化の積み重ねで“新しい日常”が出来上がっていったのだなと、振り返ってみてあらためて感じました。

今回はそんな我が家の暮らしの変化について触れてみました。


ネットスーパーを利用しはじめた

歩かせても、だっこしても、ベビーカーでも大変な1歳児とのお買い物


コロナの流行が本格化し緊急事態が宣言され、1歳の娘が通う保育園が休みになった4月頃、我が家もとうとうネットスーパーを利用しはじめました。

Amazonや楽天などのオンラインショッピングは日常的に利用してきたのですが、生鮮食品をオンラインで注文するのに少し抵抗があり、ネットスーパーは使ったことがありませんでした。

しかし、緊急事態宣言が出されている中、いつものように頻繁にスーパーへ行くのは気が引けますし、ましてや、わんぱく盛りの1歳児を連れて買い物をするのは、ただでさえ時間がかかります。

満を持して利用を始めると、これまで使っていなかったのが信じられないほど便利でした。

自宅で仕事をしているので、受け取り時間も問題なく、心配していた生鮮食品は正直状態が良くない時もありますが、重い物を自宅まで運んでいただける便利さを考えればなんのそのです。


大きい冷蔵庫に買い替えた

ネットスーパーはある程度まとめて購入しないと送料がかかってしまうので、それに応じて冷蔵庫も大きい物に買い替えました。

もともと独身時代に買ったものを結婚、出産後もそのまま使っていたので、いよいよ買い替えたという感じです。

今までテトリスのように詰め込んでいたのがスッキリ見渡せるようになり、気持ちもスッキリしました。

量販店の冷蔵庫売り場の方によると、我が家と同じく新型コロナの流行で冷蔵庫の買い替え需要は高まっているそうです。


移動手段が変わった

徒歩圏エリアが拡大!


もともと旅やお出かけが大好きだった我が家は、週末になるとなにかにつけて電車やバスで出かけることが多かったです。

新型コロナの流行後は、不特定多数の人が集まりやすい公共交通機関はなるべく使用しないようにするために、徒歩で移動出来る範囲で用事を済ませるようになりました。

テレワーク中の夫も出勤日は自転車で通勤するようになり、電車やバスを利用することが多かった、たまに行く旅行もレンタカーでキャンプ場に行くようになりました。

歩くのも好きだったので、徒歩圏エリアはどんどん広がり、半径5キロくらいは徒歩で移動するようになりました。


家の中のものを整理した

家にいる時間が増えたので、自然と家の中に目が行くようになりました。

なんとなく出しっぱなしにしていた冬の飾り、「とりあえず」と思ってそのまましまい込んでいた編みかけの毛糸玉、何かをしまう為に取っておいた箱などなど…。

目についたものを少しずつ片付けていきました。

断捨離をしたというわけではなく、ものと向き合う時間が少し増えたので、その分ひとつひとつの存在を再認識して、それぞれをなるべく良い状態にしたという感じです。

着ていなかった服をチャリティーに出したり、開けるたびに気になっていた、壊れかけの押し入れ収納を新しいものに買い替えたり、空き箱には散らかっていた細かいものをしまったり。

まだまだ終わりは見えませんが、少しずつ家の中が快適になってきたという実感があります。


ベビーシッターさんのお世話になった

プロの仕事で、すっかりごきげんな我が子


緊急事態宣言後、夫婦二人とも自宅勤務になりました。

「なんとかなるだろう」と、しばらくは夫婦交代で仕事と1歳児のお世話をしていたのですが、どんどんそのしわ寄せが溜まっていってしまい、子どもの寝た後の深夜に仕事をしても終わらず、悩んだ末にとうとう初めてベビーシッターさんのお世話になりました。

ベビーシッターさんを呼ぶ前は、ベビーシッターさんにお世話になることは、どこか大げさな気がしていました。自分たちよりも、もっと大変な人が呼ぶものだ、と。

でも、いざ頼ってみたら、それまでの不安はなんだったのかと思うほどありがたいサービスでした。たった3時間、子どもを見ていてもらえるだけでこんなに生活が変わるのかと驚きました。

気負わずに、困ったときはお世話になろうと思うようになりました。

一度利用して、その後しばらく頼まなかったとしても、“困った時に頼りに出来るサービスがある”と思えるだけで、心の重荷がかなり軽くなると思います。


キャンプを始めた

世の中の流行には少し遅いスタートですが、我が家も今年の秋にキャンプデビューをしました。

きっかけは1歳上のお子さんのいる先輩家族からのお誘いでした。ワクワクする気持ちと多少の不安を感じつつキャンプに行ってみると、コロナ渦で流行っている理由がわかりました。

まず、キャンプ場そのものは区画が区切られていたり、人数が制限されていたり、人が密になる場所がほとんどないこと。移動も車でするので、家族以外と同じ空間にいることがほぼ無いこと。想像していた以上に1歳の子供でも、自然の中でドングリや草などで遊べること。子どもが寝た後に、大人だけの時間が取れること、などです。

中でも、“普段の生活から離れて、自然の中に身を置くこと”が、コロナ渦で溜まっていたストレスにとても効いたと感じています。




緊急事態宣言下では、はじめのうちは、ほぼ家から出ない生活を頑張っていましたが、子どものエネルギーがありあまりすぎてしまい、夜もなかなか寝付かず、子ども番組で子どもが映ると嬉しそうに手を振ったりしていました。

外で遊べないことに、明らかにストレスを感じている様子でした。

家の中で遊ぶとしても、言葉も話せず、まだまだ集中力も無いので、なにをしてもすぐに飽きてしまい、いつの間にか思いもよらないものを手に取っていたり…、目を離せない状態でした。

そして、子どもが体を動かせて、楽しくて、人となるべく接触しない休日の過ごし方を考えた末、最近は家からいろいろな公園に徒歩で散歩して、遊ぶのが定番になりました。

派手な遊具がある大きい公園は、混んでいることが多いので、住宅街の中にひっそりあるような、小さな公園を狙って行っています。めぼしい遊具が無くても、ただ広い場所があるだけで、走り回ったり、落ち葉や石を拾ったり、それなりに楽しんで遊べているようです。

我が家から半径5キロ以内の公園はほぼ全て制覇しました!  もちろん、帰宅後の手洗いうがいは忘れずに。

コロナの流行も第3派が到来し、まだまだ先が見えない状態ですが、無理をせず、頑張り過ぎず、今出来ることの中で楽しいことを見つけていけたらなと思っています。

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